秋のハイキング 垂仁天皇陵から郡山城址
「久々の 会話あふれる 秋日和」
55期の田底です。皆さんご存じのように、総会をはじめとする企画が、次々に中止となりました。罹患されて重傷となるリスクを考えますと、やむを得ないですが、一方で、同窓会活動は、元気の素となる憩いの場です。
旭陵同窓会関西支部では、春と秋の年2回、ハイキングを企画しています。春のハイキングは、緊急事態宣言が出された時期と重なり、断念しました。ただし、秋のハイキングだけは、感染が増加する冬になる前で適切とし、感染防止対策(密を避ける)を考えて、11月22日に実施することとしました。
参加者は、13名。最小挙行人数を3人に設定していましたが、多くの方に参加いただきました。ありがとうございました。今回のハイキングの特徴として、すべてを歩く健脚コースと途中電車を使う楽々コースを設定したことです。歩くコースも、下見の段階で、人通りの少ない道を選びました。
1) 楽楽コース:(電車)大和西大寺駅~尼ヶ辻駅→(徒歩)垂仁天皇陵(宝来山古墳)~薬師寺→(電車)西ノ京~近鉄郡山→(徒歩)郡山城址公園→昼食
2) 健脚コース:(徒歩)大和西大寺~尼ヶ辻(楽楽コースと合流)→(徒歩)垂仁天皇陵(宝来山古墳)~薬師寺(楽楽コースとお別れ)~郡山城址公園(楽楽コースと合流)→昼食
当日は、秋日和。昨年秋のハイキングも晴れでしたから、雨男はいなくなったようです。阿部支部長のごあいさつの後、ゆるりと出発。ハイキング日和でしたが、予想通り、人通りは少なく、密を回避することができました。
垂仁天皇陵は、全長227mの大きな前方後円墳です。堀に囲まれた美しい古墳でした。
この天皇陵の周りには、橘の木がたくさんあります。これについて、言い伝えがあります。「田道間守(たじまもり)」の言う方が、垂仁天皇の勅命受けて、不老不死の果物である橘の実を探しに行ったのですが、持ち帰ったときには、天皇が崩御されて、自らの命を絶ったとするものです。
この天皇陵から秋篠川沿いを歩いて、薬師寺へ向かいました。東塔の補修が終わっていました。
この後は、徒歩組と電車組に分かれて郡山城址公園へ行きました。結果として、電車組が数mの差で到着したので、良いコース設定でした。この公園で昼食となったのですが、ちょうど郡山高校の吹奏楽部による演奏会が開催されていて、とてもお得な気分になれました。
ハイキングは、無事終わりました。3週間以上が経過した現時点(12月16日)で、感染者は出ていません。何よりの結果です。次は、春のハイキング。穏やかになっていることを祈りながら、花見を企画しようと考えています。
以上